リウマチによる妊娠や出産への影響は通常ありません。普通に妊娠して出産できます。ただし、次のような心配はあるかもしれません。

●体重増加などによる関節への負担

妊娠中は体重が増えます。また、お腹の中の赤ちゃんが大きくなるにつれて、体を反らせた体勢を取らなければ体のバランスが保てなくなりますので、通常より下半身に負担がかかります。特に下半身の関節には相当な負担がかかるでしょう。

出産後は赤ちゃんを抱くなどして関節に負担をかけることが増えます。育児には家族の協力が欠かせません。

●リウマチ治療薬が胎児へ及ぼす影響

リウマチの内服薬に限らず、薬は妊娠期間中は胎児に影響してしまう恐れがあるため、使用を避けることが多いでしょう。妊娠中も安全だと説明書に書いてある薬は、おそらくありません。

出産後も母乳への影響を心配して、薬を飲んでもよいか悩む人は多いでしょう。

医師が患者のリウマチの進行具合に応じて判断するはずですので、薬の飲み方については医師の指示に従ってください。

なお、厚生労働省の事業に「妊娠と薬情報センター」というものがあります。専門医や薬剤師に相談が出来る仕組みがありますので、気になる方は相談してみてはいかがでしょうか。

★妊娠と薬情報センター http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html