リウマチとは「膠原病(こうげんびょう)」「自己免疫疾患」の一種です。

免疫とは、体内に病原菌や異物が侵入してきたときの防御システムです。免疫によって病気を予防したり治癒したりするのです。

ところが、この免疫システムが正常に働かなくなることがあります。免疫が自分の体を攻撃してしまい、臓器や骨や組織を壊してしまうのです。本来ならウイルスなどの外敵を攻撃するはずの免疫細胞が、何らかの原因によって自分の体の組織を攻撃してしまうために炎症を起こすのです。

その結果病気になってしまうのが膠原病(自己免疫疾患)です。攻撃される部位によって病名が変わります。症状としては、関節部分の痛みが最も多く現れますが、朝の数時間手の指がこわばる症状もあります。病気が全身に及んでいくと、疲労や倦怠感が増したり、微熱が出ることもあり、呼吸困難の症状が出ることもあります。

関節リウマチとは免疫によって関節が攻撃され関節炎を起こす病気です。体の複数の部分あるいは全身の様々な関節が慢性的に炎症を起こして痛みを発します。

加齢と共にリウマチを発症する人は増加する傾向にありますが、特に関節に症状が出て、関節を動かさなくても痛みを発する症状が出ます。

関節リウマチはリウマチの中で最も患者数の多い疾患です。日本人の患者数は70万から80万人と推定されています。そのうち約80パーセントは女性です。関節リウマチは老人の病気と思われがちですが、実際は40歳代の女性に多い病気です。