症状の軽い脊柱管狭窄症を改善するには運動が良いと言われています。これは、運動によって血流が良くなったり、下肢や腰椎周辺の筋肉を強化することができるためです。ただし、激しい運動は症状を悪化させてしまいます。

脊柱管狭窄症の改善に効果があると言われているのはウォーキングです。ウォーキングは体への負担が少なく、症状を悪化させる可能性は低いので、比較的安全に続けることができます。

無理なく続けるために、1日30分から1時間程度を目安にしましょう。歩いている間は、背筋を伸ばすこと、かかとから着地すること、呼吸を意識することに気を付けてください。

また、自宅でできる簡単な体操として、次のようなものが効果的です。

■椅子を使った体操

椅子に深く座らず、半分くらい腰かけ、片方の膝を胸の位置まで持っていきます。膝を胸の位置まで持っていきましたら、静かに戻します。これを両膝5回ずつ繰り返します。股関節の筋肉を柔軟にすることができます。

■椅子を使った腹筋運動

椅子に深く腰かけて、背筋を伸ばしながら、ゆっくりと上体を後ろにそらします。背もたれに触れそうになりましたら、そこで10秒静止し、体を元に戻します。これを5~10回繰り返します。