脊柱管狭窄症の治療は、基本的には保存療法、すなわち、手術をせずに薬などを使って症状の悪化を抑え、改善を目指す治療法となります。しかし、症状が大変ひどい場合は手術をすることもあります。

脊柱管狭窄症の手術は、脊柱管を広げ、神経に対する圧迫を除去するというものです。狭くなってしまった脊柱管を拡張することによって、神経の圧迫を改善し、痛みを軽減させます。

なお、手術をしても、必ず症状が改善するとは限りません。安静時の疼痛は完全には消えない場合が多いです。

手術の方法は主に次の2つが使われます。

●椎弓(ついきゅう)切除術

椎弓切除術は椎弓を切除するというもので、神経を圧迫している部分を除去するための手術です。骨の切除のみの手術ですので、手術時間は比較的短くて済みます。場合によっては、切除する範囲が広範囲になることもあります。

●脊椎固定術

脊椎固定術は、椎弓を切除した後に骨移植または金属とボルトを使用して、脊椎を固定するというものです。脊椎が不安定な状態になっている場合に行われます。

ところで、脊柱管狭窄症の手術の費用は、3割負担で20~30万円程度かかります。高額医療の対象となります。