すべり症の治療方法は大別して2種類あります。

■保存治療

すべり症は基本的に命に関わるような症状ではありませんので、ほとんどの場合は保存治療を行います。保存治療とは手術を行わずに痛みを軽減させる治療です。我慢できる痛みや、手術をするほどでない症状の時に採用されます。

保存治療で行われるのは次のようなものになります。

  • 鎮痛薬、血行改善薬
  • コルセット
  • マッサージ
  • 理学療法(運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法)

薬を使って痛みを緩和させたり、コルセットを使って腰への負担を軽減させたりするのが一般的です。これらで改善しない場合、ストレッチやマッサージなどの治療も行われます。

■手術

多くの場合、保存治療を行えば日常生活に支障をきたすことがなくなりますので、手術を受ける人は多くありません。痛みのない生活を送ることが出来れば十分だという方は、手術を受ける必要はないでしょう。

しかし、症状がひどく保存療法で改善しない場合には、手術を行うこともあります。また、激しい運動をしたいという方は手術を受ける必要があります。

手術は本人の希望次第ですので、保存治療の改善具合に不満がある場合は手術を選択することができます。