腰椎すべり症の手術は、患者の症状に応じて、2種類の療法が選択されます。

■除圧術

除圧術は、神経を圧迫している部分を切除して圧力を取り除く療法です。骨のすべりが少なく、あまり脊椎が不安定になっていない場合は、この除圧術のみを行って、椎弓と呼ばれる部位を切除し、神経の圧迫を無くします。

■脊椎固定術

骨のすべりがひどく、脊椎が不安定になっている場合は、除圧の他に、脊椎の固定も行います。患者本人の骨盤などから骨を移植して、腰椎と腰椎を固定します。この際、必要に応じて、スペーサーという人工の器具を使用したり、スクリューやプレートなどの金属を使って、固定部分を補強することもあります。

脊椎固定術の種類として、両側の椎弓の一部を削って除圧と固定を行うPLIF手術と、片側の椎弓の一部を削るTLIF手術があります。