腰の痛みは、比較的に男性より女性に多く見られるかもしれません。その理由として主なものを挙げてみます。

■腰に負担が掛かることが多い

女性には、腰に負担が掛かる場面が男性よりも多く起こると思います。例えば、妊娠、出産、子育てが代表的でしょう。

妊娠中は急激に体型が変わりますので、体のバランスが取りづらくなり、腰に負担が掛かります。体の重心が変化しますので、バランスを取ろうとして筋肉が疲労し、関節の負荷が高まり、腰痛につながっていきます。また、妊娠中はホルモンの影響で腰痛を起こすこともあります。

出産時には骨盤が広がりますし、子育ての際には、赤ちゃんを抱っこしたり授乳したりするときの姿勢も、腰に負担を掛けます。酷い場合には「育児ぎっくり腰」になってしまうこともあります。

また、ハイヒールや足に合わないミュールを履くことも、腰に負担が掛かる原因になります。

■女性特有の症状

女性特有の症状で腰が痛くなる場合も多いです。

代表的なものは生理痛ですね。子宮内膜症、子宮筋腫、子宮がんなど子宮の病気卵巣のう腫によって腰痛になることも少なくありません。中高年の女性の場合には、線維筋痛症による腰痛も多く見られます。

閉経後に女性ホルモンの不足のために骨粗しょう症になる女性も多く、これが腰の痛みの原因となります。