驚かれるかもしれませんが、アルコール(飲酒)が腰痛の原因となることがあります。
その場合の腰痛の症状は、一般的な腰の筋肉疲労とは少々違っています。

飲みすぎて酔ってしまうと体のバランスが崩れるため、腰に負担をかけてしまうことがあります。
「千鳥足」というのが良い例です。
体の平衡感覚がおかしくなり、いつの間にか腰に負担がかかってしまうのです

アルコールを一定量以上摂取すると、筋肉が緊張状態になり、血液の流れが悪くなります。
すると、体全体の血流も悪化してしまい、腰痛が悪化してしまうこともあります。

また、腰だけでなく、腹、背中、肩も痛くなることがあります。
これは膵(すい)炎、つまり膵臓(すいぞう)に異常が起きた可能性があります

膵臓は消化酵素(膵液)を分泌しています。
多量の飲酒を続けますと、膵液の通り道(膵管)の出口が腫れて炎症を起こします。
すると膵液が流れ出なくなって膵臓の中に溜まってしまいます。
その結果、膵液が膵臓を溶かし始めます。
これが原因で腰や腹、背中が痛むのです。

もしも飲み過ぎの可能性があるのでしたら、腰痛だけでなく糖尿病も引き起こす可能性があります
あまりお酒を飲み過ぎないようにしましょう。