腰痛症の症状によっては、漢方が効くことはあります。

腰痛の症状が慢性化していて原因不明の場合、血液や水分の流れが悪くなっている可能性が考えられます。また、血液の流れが悪くなると、カラダ特に下半身が冷えてきますが、冷えも慢性的な腰痛症の原因になることがあります。

血液や水分の流れを良くしたり、冷えを改善する漢方はいろいろあります。そのような漢方をいくつかご紹介しましょう。

効き方に個人差が大きいため、漢方は医師や薬剤師に相談の上お試しください。

五積散(ごしゃくさん)

五積散は、痛みや冷えを取る漢方です。腰痛症にもよく使われます。血行や水分循環を改善したり、胃腸の働きを高めることで、カラダの冷えや痛みを治します。

腰痛以外に、関節痛、神経痛、生理痛、胃腸炎などにも用いられます。

疎経活血湯(そけいかっけつとう)

疎経活血湯は、ぎっくり腰など急な症状の場合によく使われる、血行や水分循環を改善する漢方です。痛みの発散します。

炎症を起こすと、その周辺の血流が悪くなり、ますます痛みを悪化させてしまいます。そのような場合、疎経活血湯など血行を良くするように処方されている漢方を用いて、痛みを軽減させます。

血行が良くなると冷えも解消されていきますので、ぎっくり腰の予防効果も期待できます。また、関節痛、神経痛、筋肉痛などにも使われます。

苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅっかんとう)

苓姜朮甘湯は、腰の冷えや痛みを和らげる漢方です。特に下半身の冷えが強く、腰に痛みのある人に効くと言われています。

八味丸(はちみがん)

八味丸は、体力の低下によって足腰に痛みや冷えのある場合に使われる漢方です。一般的に高齢者に用いることが多いです。