坐骨神経痛になり、病院で治療を受け、症状が軽くなってくると、医師から出来るだけ動かすようにと指示されるでしょう。

そのときにおすすめしたいのはストレッチです。ストレッチは筋肉の緊張が和らぎ、関節が本来の働きを取り戻し、痛みを軽くする効果があります。もちろん、ストレッチ中に強い痛みを感じた場合は無理をせずに止めて、医師に相談してください。そのまま続けると悪化する可能性があります。

坐骨神経痛の改善に効果的なストレッチは、例えば次のようなものになります。ただし、腰の状態によって運動方法が変わってきますので、医師の指導を受けた方が良いでしょう。

■床に座り、坐骨神経痛の症状のある方の足の膝を内側にゆっくりと曲げ、症状の無い足の方はまっすぐに伸ばします。次に、坐骨神経痛の症状のある曲げた足の裏を、痛みのない足にくっつけます。その際に、症状のある足の方は床についていなくても問題ありません。このストレッチを時間をかけてゆっくりと行いましょう。

■床に仰向けに寝て、お尻の筋肉をリラックスさせながら膝を90度曲げます。曲げると脚の裏側と床の間はトンネル状になりますので、左足のトンネルに右足をくぐらせてください。手でお尻の梨状筋(尾てい骨のすぐ上にある筋肉)に触れながら、筋肉の緩みを意識するようにします。筋肉の緩みを確認したら、出来るだけ力を抜いて脚を開きます。左右それぞれ行ってください。

■右足を左足の上に乗せ、足の指を開きます。右足の指と指の間に左手の指を入れて、しっかり握ります。握ったら、大きく右に10回グルグルと回し、次に左に10回回します。そして、足の甲を伸ばし、足を反る感じに踵を突き出します。手で足の指を1本ずつ開き、足の裏を親指で押します。左足も同様に行ってください。

■椅子に浅く座り、背筋を伸ばし、息を吸い込みます。息をゆっくり吐き出しながら、足と足の間に頭が入るように上半身を倒していきます。その体勢で3秒待ち、上半身を起こします。これを数回行ってください。